2006年07月11日

鉄道開通に見る中国経済の力・・・

 こんにちは。7月も中旬となっているところですが、今回は7月初旬の海外の出来事から綴りたいと思います。


 私自身は乗り物好き(ことに鉄道好き)で、中国の鉄道にも興味を持っているのですが、そんな私にとってびっくりするような出来事が7月に入って早々ありました。読売新聞Webに7月1日の夜20時過ぎに掲載された記事から《一部箇所で表現を修正させていただきました》・・・


「世界最高、海抜5072m走る中国・チベット鉄道開業」
   海抜5072メートルの鉄道世界最高地点を走る中国・青蔵鉄道の
  青海省ゴルムド(格爾木)〜チベット(西蔵)自治区ラサ(拉薩)間
  1142キロが1日、開業した。
   中国政府は、同鉄道開業をテコに、経済発展が遅れるチベットの開
  発を進め、独立運動がくすぶる同自治区の安定強化につなげる考えだ。

   同鉄道は、西寧(青海省の省都)〜ラサを結び、全長1956キロ。
  うち西寧〜ゴルムド間は1984年に開通。84%が海抜4000メ
  ートル以上というゴルムド〜ラサ間は、2001年から建設を進め、
  予定より約1年早く開業にこぎつけた。

   同鉄道の列車は、高山病を防ぐ酸素補給装置や、紫外線防止機能が
  ある窓ガラス、避雷装置などを完備。当面は、北京や四川省成都など
  からラサ直通の列車を運行し、北京―ラサ間は48時間前後で結ぶ。

   鉄道開業でチベットを訪れる観光客は、現在約180万人だが、年
  間40万人以上増え、また、現在主にトラック輸送に頼っているチベ
  ットと他地域との貨物運送も、75%が鉄道で行われるようになると
  推計されている。

   1日午前にゴルムドで開かれた祝賀式典で、胡錦濤・国家主席は鉄
  道開業について、「チベット自治区と青海省の経済社会発展や、各民
  族の生活向上、民族団結と辺境防衛の強化にとって、とても大きな意
  義がある」と強調した。

   ただ、チベット独立支持派には「鉄道開業で漢民族のチベット流入
  が加速し、チベットの独自性が失われる」との懸念が強い。AP通信
  によると、北京駅では6月30日、チベット独立を支持する欧米の活
  動家3人が「中国のチベット鉄道は(チベット)破壊が狙い」と英語
  で書かれた横断幕を掲げ、一時拘束された。

   青蔵鉄道建設は、長江の水を中国北部に運ぶ「南水北調」、西北地
  域の天然ガスを東部へ送る「西気東輸」、三峡ダムなど西部地域の電
  力を東部に供給する「西電東送」とともに、「4大プロジェクト」と
  称された国家事業。


 この青蔵鉄道全線開通により、中国国内の省・自治区で唯一「鉄道空白地帯」だった西蔵(チベット)自治区にも鉄道が敷かれる形となったわけですが、実はこれで終わりではなく、拉薩(ラサ)からさらに3本の支線を今後10年間で建設する計画だとか。このうち、拉薩から西側に建設予定の支線2本が併せて1本の線の形で中国・インドの国境のドモ(亜東)まで結ばれることになっているのだそうです。

 折しも、この青蔵鉄道開業の5日後にあたる7月6日には中国・インド国境のかかるナトゥラ峠(標高4545m)の貿易ルートが44年ぶりに再開され、中印両国の貿易商人たちからも大いなる期待が寄せられているのですが、この国境の峠が位置しているのが中国チベット自治区の日喀則(ツガツェ)地区亜東県とインドのシッキム州の境界・・・そう、つまり青蔵鉄道が次に目指している目的地「亜東(ドモ)」とほぼ合致しているわけで、恐らくはこの中印国境再開と青蔵鉄道の今後の建設計画とはある程度リンクされているのでは、と考えてしまうのは私だけでしょうか〜

 なお、鉄道についてもう一つ付け加えるならば、この青蔵鉄道線へつながる鉄路の分岐点(起点)にあたる甘粛省の蘭州から新疆ウイグル自治区の烏魯木斉(ウルムチ)を結ぶ蘭新線の途中にある柳溝(旧・敦煌)駅から敦煌駅に至る敦煌鉄路が3月初旬に開業しており、この敦煌鉄路を青蔵鉄道線の格爾木(ゴルムド)につなぐべく、まもなく着工の予定だそうです。

 旧国鉄・JRから引き継がれた第3セクター鉄道がここのところ財政悪化の影響で次々と廃止の憂き目にあっているという日本とはまるで正反対ですね・・・


 地域間の経済格差が日本以上に凄まじい中国ではありますが、2008年の北京五輪、そして2010年の上海万博に向け、中国経済は益々ヒートアップしそうです・・・

 この機会に、中国(本土・香港)の企業への投資を是非検討されてみてはいかがでしょうか。

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 もう、中国から目が離せませんね・・・
posted by inobuta738 at 18:53| Comment(0) | TrackBack(1) | ニュースから | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

北朝鮮のミサイル発射・・・

 2週間近くのご無沙汰となってしまいました。ゴメンナサイ!(で済んだら警察いらんって?)

 昨日の晩、こちらではすごい雨でした。もっともこの日は九州や近畿南部を中心に豪雨となっていたそうで、台風が近づくと予想されている週末にかけて大雨は続くと予想されているようです。「梅雨」というレヴェルを通り越してしまっているのかなあ、まったく・・・


 それはともかくとして、昨日はこの話題で持ちきりでしたね・・・「北朝鮮ミサイル発射」。

 日本、アメリカはもとより、北朝鮮に対して温和的とされている韓国・中国・ロシアまでもが批判を浴びせかけているあたり、この度の一件は尋常ではないことをいやでも感じさせられます。

 そして、昨日は計7発のミサイルが発射されたのですが、アメリカの報道メディアによれば、昨日の発射で失敗に終わったとされている「テポドン2号」の発射を再び準備している、とのこと。このメディアは、今回発射されたミサイルは5月初めに発射準備の兆候をアメリカ軍が確認している、とも報じており、このパターンの通りでいけば9月頃に再び「テポドン2号」が発射されことになるかも・・・


 なお、この北朝鮮による一連のミサイル発射行動は、日本と韓国の経済界にも暗い影を落としており、このうち日本では、本日6日の日経平均株価が取引時間中としては5日ぶりに15,300円台を割り込むなど続落傾向となり、 午前の終値でも前日と比べて239円16銭安い15,284円78銭・・・
 また韓国でも外国為替市場・株式市場とも下落傾向との情報が報道されています。


 今後の北朝鮮の動向が気になりますね・・・
posted by inobuta738 at 13:47| Comment(0) | TrackBack(1) | ニュースから | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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